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2019年05月31日

東洋文庫ミュージアム「漢字展」

木曜日(5月30日)、駒込にある「東洋文庫ミュージアム」で開催中の「漢字展」を見に行きました。
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東洋文庫に行くのは今回で3回目でしたので、行き方はすっかり慣れました。新しい職場での仕事が始まる前にできるだけ行きたかったのです。それでは展示物の一部を紹介します。

●蒼頡(そうけつ)の肖像画
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彼が漢字を作ったと言われていますが、実際のところはっきりしていません。

●中国で最も古い字典『説文解字』
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この字典のお陰で、漢字研究が進んだとされています。甲骨文字が発見される前に書かれたために間違った解釈もあるようですが、それでも影響は大きかったでしょうね。

●『千字文』
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千字の漢字を覚えやすいように文章にしたもの。1字も重なっていないところが凄いです。

●「科挙」の答案
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中国で千年以上続いた試験「科挙」。今で言う公務員試験のようなものだそうです。

●『万葉集』
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現在の元号「令和」の原点で、すっかり注目を浴びた『万葉集』。

●甲骨文字
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文字が想像よりも小さくてびっくり。よくあんなに細かい字が書けましたね。

売店では阿辻哲次先生の著書などが売られていました。今回の展示物とその説明が収録された冊子を買いましたが、やはり本物を見るのと見ないとではかなり違います。

早めに自宅を出たので午後2時20分頃帰宅しましたが、慣れない都心へ行ってかなり疲れました。その日の晩は9時過ぎにベッドへ入りました。

今回の「漢字展」は9月23日(祝日)まで。その間にコラボ講座(全7回)が開かれるそうですが、受講は未定です。

余談ですが、行きと帰りの電車で「優先席」に座ってしまいました。理由はその席しか空いていなかったから。立っている人はいたけれど、その席は座りづらいのでしょうね。自宅の最寄駅〜都内乗換駅が約40分かかるのでずっと立ちっぱなしも嫌でしたし、必要とする人が来たら譲ればいいかなと思いました。
因みに車内では、ウォークマンで阿辻先生のお話を聴いていました。現地だけでなく行き帰りでも「漢字の世界」でした。
posted by Yuki at 14:42| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年04月08日

第24回漢検生涯学習ネットワーク研修会

日曜日(7日)に、都内某所で「漢検生涯学習ネットワーク研修会」が行われました。
去年の研修会はお休みしてしまったため約2年ぶりの参加で、この日をずっと楽しみにしていました。

午前中は漢字教育サポーター向けの研修会。今回は第1期のサポーター2人による講演会でした。
まずはアメリカ出身のBさんで、主に非漢字圏の人向けの漢字講座についてのお話。漢字学習をイラストや古代文字からストーリーで入ると良いらしいです。座右の銘や四字熟語など、フレーズも興味を持ちやすいとのこと。
もう1人はUさんで、小学1年生向けの漢字講座についてのお話。うちわやマグネットシートなど100均グッズを使って、ゲーム感覚の授業をしているそうです。入学したばかりの子どもたちは漢字に興味を持ち始めますが、高学年に上がるにつれてそれが薄れ始めるとのこと。だから低学年のうちから楽しく漢字を学ばせることがチャンスだそうです。
二人とも、最初は試行錯誤で授業をされていたそうです。やはり他の人に漢字を教えるのは楽しい分、大変なところもありますね。

午後はネットワークの研修会。講演のタイトルは「昭和の初めごろ、ラジオでは漢語をどのように扱っていたのか」。端緒(「たんしょ」「たんちょ」)など2種類の読み方がある漢字がある理由などを解説。それから「標準語」が生まれたきっかけも学習しました。
講演後の交流会で○×クイズ大会が行われました。賞品は「オリジナル漢検グッズ」が貰えることを知り、「当たるといいな〜♪」なんて軽く思いながら参加しました。クイズはチーム対抗戦でしたが、なんと私の入ったチームが優勝してしまいました。
で、お待ちかねの賞品は…。
1つめは公式キャラクター「いちまる」のクリアファイル↓
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これまで「今年の漢字」で選ばれた漢字が含まれている四字熟語入り。けっこう知らない四字熟語もありました。因みに「いちまる」はウサギではなく、宇宙人だそうです(笑)。
もう1つは新元号「令和」のバッジ↓
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この元号が決定した時、「漢字ミュージアム」にて先着で配られたそうです。ホント、これはレアな賞品でした。

午前も午後も既に知り合った方ともお話できましたし、Twitterで読ませて頂いている方など名刺交換をしました。周りで漢検1級、準1級を持っている人とお話しできる機会はそうそうないので、貴重な体験です。

半日慣れない都心にいて疲れましたが、その分勉強になったり楽しかったりと有意義な時を過ごせました。年に数回はこういう刺激があった方がいいと思います。
posted by Yuki at 16:02| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年04月04日

「令和」の「令」の字について

今月1日、新しい元号「令和」が発表されました。

さて、元号で初めて使用される「令」の字ですが、真っ先に思い浮かべる熟語は「命令」ではないでしょうか?日常でもそれほど使われない漢字です。そこで自宅にある辞書で、もっと縁起の良い意味があるのではと調べてみました。
たしかに「いいつける」という意味が一般的でしょうが、「よい」という意味もあるとか。『常用字解 第二版』によると…

「令は神のお告げを受け、神意に従うことから、『よい、りっぱ』の意味となり…(略)」

とあり、悪い意味の漢字ではないそうです。そういえば「令嬢」とか「令名」なんて熟語がありますものね。

ちなみに「和」は「やわらぐ」とか「なごむ」など、訓読みでそのままの意味です。

そういえば、「令和」のルーツとなった『万葉集』関連の本が売れているそうですね。これをきっかけに漢字や日本の古典に興味を持つ人が増えるのではないでしょうか。
posted by Yuki at 15:01| Comment(0) | 漢字コラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年01月24日

お久しぶりです…

皆様、ホントにお久しぶりです。
前回の記事が昨年の7月ですから、実に半年ぶりですね(汗)。
この半年間、転職したり、小学校6年生の甥が漢検5級に合格したりといろいろありました。今は訳あって休職中ですが、そろそろ転職の準備もしたいと思っています。

今日、漢検協会から発行された『漢字学ことはじめ』を読みました。

本書は「日本漢字学会」への入会特典として送られてきました。阿辻哲次先生をはじめ、6人の先生方のお話を纏めたものです。漢字に少しでも興味があれば十分に楽しめる1冊です。

2月3日(日)は漢検の個人受検日だそうですね。ちょうど甥の中学入試と重なりますが、甥も漢検受検の皆さんも実力が発揮されるといいですね。
posted by Yuki at 20:54| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年07月21日

2回目の東洋文庫

土曜日(21日)、都内の東洋文庫へ行ってきました。前回は5月に行きましたから、約2ヶ月ぶりとなります。
JR駒込駅から東洋文庫までの道がホントに暑かった〜。歩いて10分ほどなのですが、それ以上に感じられました。

午前中、阿辻哲次先生による講座を受講。「漢字研究最前線」6回シリーズの最終回で、タイトルは「情報時代の漢字研究」。
今回は「辶(しんにょう)」を中心に取り上げられましたが、時代を遡るといろいろなしんにょうがあるものですね。戦後の話題だと、当用漢字で画数を減らす目的だけで二点しんにょうを一点しんにょうにしたことでしょうか。中には三点しんにょうの字体もあります。
阿辻先生のお話を聴くのは今回で3〜4回目になるでしょうか。いつも分かりやすくて面白いお話で、今回も期待を裏切らない内容でした。
受講者の中に小学校高学年くらいの男の子がいたのにはびっくり。きちんと阿辻先生の著書を持っていましたし、講座もきちんと聴講していた様子。おそらく漢検準1級以上を持っているのでしょうね。

受講後はちょうどお昼の時間でしたので、1階のレストランで昼食タイム。前回は1度外へ出てドトールで食べたのですが暑い中外へ出るのは辛いし、レストランの食事も気になりました。
中は広々としていました。1人のためカウンター席に通されましたが、隣同士がゆったりしていました。たまにはこういう場所で食事をするのも、ちょっぴりリッチな気分になれていいですね♪
注文したのは「文庫長セット」。サラダ、スープ、メインのカレー、そしてコーヒーまたは紅茶のランチセットです。カレーには小岩井農場産のビーフが入っていたのですが、柔らかくて美味しかったです。

レストランを出ると、ミュージアム内を見学。2階では特別展示「悪人か、ヒーローか」が行われていました。珍しい書物はたくさんありましたが、中でも印象に残ったのはこれ↓

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水戸黄門好きなら、これは外せないでしょう。かの水戸光圀が編纂した『大日本史』です。まさかこんなものにお目にかかれるとはびっくりでした。

今度はいつになるか分かりませんが、機会があればまた東洋文庫を訪れたいです。
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2018年07月20日

甥の漢検5級合格!

昨晩(19日)妹から、小学6年生の甥が6月の漢検5級に合格したと連絡がありました。
実は漢検のWeb合否発表は17日(月曜日)。それから2日経っていたので母と「多分不合格だよね…」と話していましたが、合格していて良かった♪私は日本語検定1級、中学2年生の姪は英検3級にそれぞれ不合格でしたし、本当に朗報でした。
旦那さんにべったりでお風呂も旦那さんがいないと入れないほど甘えん坊の甥ですが、やる時はやりますね。7級合格後、6級を飛ばして5級を「飛び級」で受けましたから、本当に心配でした。
5級に合格ということは、8級の妹と6級の姪の2人を越えたことになります。もしかして姪は10月の漢検で4級をまた「飛び級」で受けるのでしょうか…?ホントに姪も甥も意地っ張りなのだから…。
漢検に合格したことによって、甥は国語の成績が伸びたようです。漢字力と語彙力は文章読解の基本ですからね。
甥は今年度中に中学受験を控えていますので、4級を受けるのは来年度以降になると思います。おそらく私立中学校だと半強制的に学校で受けさせられるのかも。これからも上の級を目指して漢検受検を続けてほしいです。
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2018年07月15日

ニホンゴ探検2018

土曜日(14日)、イベント「ニホンゴ探検2018」へ行ってきました。
場所は東京都立川市にある「国立国語研究所」。名前だけは聞いたことはありましたが、実際に行ったのは初めて。多摩モノレール「高松駅」から歩いて7分くらいの所にあります。
対象年齢が小学生以上とあって、親子連れが殆ど。しかし私のように大人1人で来ている方もちらほら。子ども対象でしたが、受付後に「研究員証」が作れるのはナイスアイデアです。
「辞書引きコーナー」とかスタンプラリーなど、子どもが楽しめる内容が多かったです。その中でも研究所内の蔵書の一部を閲覧できたり、新聞記事の切り抜きを掲示したパネルがあったり、大人でも参考になるところも。
採った山菜やキノコを入れる大きな籠を実際に背負うことができました。籠自体は思ったよりも軽かったですが、もし中身が入っていたら相当重たそう…。よく時代劇で見る魚売りなどで使う、天秤のような籠も担ごうとしたのですが、かなりの重量でした。昔の人はけっこうな力持ちだったのですね〜。
午後にはミニ講義を聴講。「コップ、それともカップ?」「日本にはいくつ言語があるか?」の2本立てで、各30分。子どもでも分かりやすく、飽きさせない内容でした。沖縄の方言を聴いたのですが、「分かんな〜い」と周りからは笑い声が。この講義を聴いた子どもたち全員には名刺サイズの「修了証」のようなものが配られたようですが、大人の私でも欲しかった!
こういう研究所にはなかなか行く機会がないので、今回の経験は貴重だったかもしれません。そこでは一般向けにも公開されている日もあるようなので、また機会があれば行ってみたいです。特にたくさんの蔵書は見てみたいですね。
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2018年06月30日

科挙―中国の試験地獄

図書館から借りた『科挙―中国の試験地獄 (中公新書 (15))』を読了。
本書は漢字学習とは直接関係ないかもしれませんが、漢字関連の本を読んでいるとこの「科挙」が出てくるのですよね。もっと科挙のことを知りたくてAmazonで検索してみたら、本書がヒットしたわけです。
「科挙」とは中国で行われた、現在でいう公務員試験です。しかもその試験、何と1,000年以上も行われていたのですから驚きです。受験地獄はごく最近から始まったように思われがちですが、やはり昔からあるようですね。本書を読む限りこの科挙も今の日本の学歴社会とどこか似ているような気がします。
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2018年06月20日

千字文

先日の日曜日(17日)は小学6年生の甥の漢検5級でした。妹からも甥からもそのことで何も連絡はありませんが、無事に受けたことでしょう。5級は難しいかもしれませんが、受かっていると嬉しいです。

さて、図書館から借りた『千字文 (岩波文庫)』を読了。
「千字文」とは漢字を覚えるために、四字句の韻文で綴った合計1,000文字の漢字が書かれたもの。きちんと漢文になっていながら重なった漢字が1文字もないなんて驚きですね。勿論1,000文字では足りないとは思いますが、漢字学習の助けにはかなりなったかと。
本書では1,000文字全部を二句一対で詳しく解説。中には歴史的なものも含まれているので難しい部分もありますが、名言や美しい句もたくさんありました。
巻末には「真草千字文」を丸ごと掲載。これは立派な資料かもしれませんね。
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2018年06月09日

漢検ジャーナル第24号&会員通信第28号

「漢検ジャーナル」第24号と「会員通信」第28号が、昨日(8日)やっと届きました。先週の金曜日(1日)に発送したと漢検協会からメールが届きましたが、随分遅い到着でした。

まずは「漢検ジャーナル」。インタビューは漢検準1級ホルダーの声優さんですが、かなり有名だそうですね。「アニメイト」というお店に本誌がたくさん置かれているそうです。彼女の記事をきっかけに準1級受検者が増えればと願っています。
特集は漢字教育サポーター。最近ではサポーターの活躍がどんどん広まっていますね。私はまだ活動していないけれど、将来は海外の人に漢字を教えるなどをしたいですね。
1級合格者の発表ですが、だんだん人数が減っていますね。そのうちフォントが大きくなるのでは?

次に「会員通信」。会員アンケートの「四字熟語検定」という言葉が気になって検索してみたら、自宅で気軽に受けられるようですね。私も挑戦してみようかな…。
4月に都内で行われた研修会、私も参加したかったです。次回は7月に行われるけれど、場所が札幌市で遠いし…。

今月17日は漢検ですが、小学校6年生の甥が5級に再チャレンジ。やっと日本語検定1級が終わったことですし、今度は彼を思い切り応援したいです。
posted by Yuki at 21:26| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする